- 何か副業を始めてみたい
- これからは、パートを辞めて在宅でできる仕事がしたい
- 新しい仕事にチャレンジしたいけれど、初期費用を抑えたい
このように考えて「WEBライター」を始めてみようかなと思っている方も多いのではないでしょうか?
始めるハードルは低そうだけど、どのくらいの収入になるのか気になるところですよね。
誰でも未経験で始められると言っても、まったく稼げないのであれば意味がありません。
始める前は不安なことばかりですが、実際にやってみて判断してみると良いかもしれません。
私も未経験から始めて半年で、パート時代の収入を超えることが出来ました。
そこで今回は、WEBライター半年間の収入や、WEBライターを始める上での注意点について解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 副業でWEBライターを始めてみたいけど、注意することってある?
- 今まで普通の主婦だったけど、それでもWEBライターになれるの?
- やってみたいけれど、どのくらいの収入になるのかな?
WEBライター半年間の収入推移
未経験で何の知識もない私が、実際に半年間WEBライターをやって得られた収入を紹介していきます。
毎日何かしらの作業はしていますが、気分が乗らない日は1時間以下の作業だったり、どんなに長くても、真剣にパソコンに向かっている時間は3時間前後です。
自分に厳しく、集中力や向上心があれば、もっと収入も上がるでしょう!
WEBライター1ヶ月目の収入
WEBライター1ヶ月目は、やる気と希望に満ち溢れていました。
長年勤めた会社を辞めて、在宅で仕事をしようと決意し、不安よりも期待の方が大きかったのを覚えています。
クラウドワークスとランサーズに会員登録し、とにかく採用されるよう、文字単価の低い案件に応募していました。
1ヶ月目は収入にはこだわらず、WEBライターの勉強がしたいと思っていました。0.1円~0.5円で掲載されている「初心者歓迎」の案件だと採用される確率が高かったです。
応募した案件に採用されて、記事を納品できれば「実績」になります。
実績が少ない初心者は、どんなに応募しても採用に至らないのが現状です。
文字単価が安いので、時給換算すると絶望してしまうのですが、まずは「実績」を作る努力をしましょう。
クラウドワークス 12.870円
ランサーズ 1.200円
合計で14.070円ですね。
書いた記事の合計は20本でした。
文字単価0.1円以下の案件を受けていたので収入は少ないですが、基礎を教えてもらえたり、わからないことを質問できる環境だったので1ヶ月目は達成感が大きかったです。
WEBライター2ヶ月・3ヶ月目の収入
何の知識もスキルもなく、まったく未知の世界に飛び込んだ割には上出来だったのでは?と、自分に甘い私は1ヶ月目の結果に満足していました。
このまま頑張れば、どんどん案件に採用されて、文字単価も上がっていくだろうと高を括っていたのです。
自分の好きな時間に執筆できるし、面倒な人間関係もない。
自分が頑張っただけ収入になるなんて、最高の仕事だなぁ!なんて浮かれていたのです(笑)
しかし、もちろんそんなに甘くはありませんでした…
実績を貰えたと言っても、初心者に変わりありません。
たくさんの案件に応募しましたが、全く採用されず、返信すら来ないという日々が続きました。
今考えてみると、応募するときの提案文の書き方もわかっていなかったのです。
心が折れながらも、数々の案件に応募し続け、0.5円前後の案件であればギリギリ採用されていました。
本来であれば、継続案件を獲得したいところでしたが、そんな贅沢も言っていられません。
1記事のみの案件にもいくつか応募し、ほんの数件採用してもらえました。
2ヶ月目と3ヶ月目は、既に1ヶ月目のやる気と希望は消え失せ、このままWEBライターをやっていくのは無理かもしれないと悲観的な事を考えることが多かったです。
クラウドワークス 15.444円
ランサーズ 7.700円
合計23.144円になりました。
クラウドワークス 21.835円
ランサーズ 21.920円
合計で43.755円です。
この中には継続案件や、追加案件もありました。
思ったように収入を伸ばすことができないことと、なかなか採用されないことで落ち込むことも多かったです。
しかし悩んでいても仕方がありません。
職場に行って人間関係や膨大な仕事量でストレスをため込むことを考えれば、好きな時間に2~3時間パソコンと向き合ってこれだけの収入が得られるのです。
やっぱりWEBライターで頑張ろうと気持ちを切り替え、4か月目に突入します。
WEBライター4ヶ月・5ヶ月目の収入
3ヶ月間WEBライターをやってみて、自分の苦手なジャンルや全く知識のないジャンルは、リサーチや執筆に莫大な時間がかることがわかりました。
始めた頃は、どんな案件でも良いので採用されたい!と考えていましたが、これでは効率が悪く、何より楽しくないので続かないな…と考え始めたのです。
4ヶ月目から案件に応募するときには、自分の好きなジャンルに絞っていました。
それでも応募した案件の半分ほどは連絡もありませんでした。
しかし、採用された案件では大量の追加発注を頂けたり、継続案件にしてもらえたため、やはり自分の得意ジャンルに応募することをおすすめします。
得意ジャンルに絞って案件に応募したことによって、作業効率が良くなり、楽しんで執筆できることが多くなりました。
5ヶ月目には、ランサーズで「認定ランサー」になることができ、クライアントさんから直接メッセージを頂き、仕事を依頼してもらえたことも!
「認定ランサー」とは、ランサーズに登録しているプロの中から、ランサーズが定める基準をすべて満たしたランサーのことです。
認定ランサーは、返信速度・納品実績・獲得額・高評価などの条件を満たしています。
認定ランサーになって大きく変化したことはありませんが、提案が前よりも通りやすくなったり、ランサーズから「認定ランサー」向けの案件を紹介してもらえたりします。
クラウドワークス 31.200円
ランサーズ 47.272円
合計で78.472円となりました。
クラウドワークス 15.000円
ランサーズ 65.000円
5ヶ月目でパートの給料と同額の80.000円に到達します。
書いた記事の本数は月に30本ほどでした。
WEBライター6ヶ月目!半年間の成果
クラウドワークス 16.500円
ランサーズ 75.202円
WEBライターを始めて半年経った収入の合計は91.702円です。
パートで働いていた時は、毎月80,000円前後だったので、なんとかパート時代の給料を超えることができました。
半年間WEBライターをやってみて感じたことは、自分の気持ちを維持するのが難しいということです。
案件に通らなければ落ち込んでしまい、やる気が薄れてしまいます。
逆に仕事を依頼されると、安心感が生まれてしまい自分で案件を獲得しに行く努力をせず、現状で満足してしまうのです。
WEBライターを始めようと考えている方は、毎月何かしらの目標を立てて取り組んでみましょう。
WEBライターを始めるときの注意点
それでは、WEBライターを始めるにあたって注意すべきポイントは何でしょう?
始める前に注意点を意識しておくと、いざ壁にぶつかったときにも柔軟な対応ができますので参考にしてくださいね。
継続案件を獲得しても安心できない
クラウドワークスやランサーズのライティング案件には、単発案件と継続案件があります。
単発案件は、1記事執筆して納品が終わればそこで終了です。
しかし、継続案件は「毎月5記事書いてもらいたい」「月10本を、最低半年間継続してもらいたい」のように、翌月以降も仕事がもらえます。
案件によって内容は異なりますが、かなり長期にわたって仕事がもらえることも少なくありません。
継続案件に採用されると先の仕事まで保証されるので、どうしても気が緩んでしまい、新規案件を獲得する努力を怠ってしまいます。
しかし、来月も再来月も仕事があると思って安心していると、突然の「サイト閉鎖」により、あっという間に仕事を失ってしまうのです。
「最低半年継続できる方」という継続案件に採用され、2ヶ月目にはサイト閉鎖ということもありました。
私が採用された案件だけでも、半年間で既に3つのサイトが閉鎖されて、突然仕事が無くなります。
このように、継続案件を獲得できてもWEBライターの仕事はまったく安心できません。
収入に大きな波があるということを頭に置いておくと良いでしょう。
専門性のある記事が書ければ強みになる
収入に大きな影響を与える「文字単価」ですが、文字単価0.5円以下の仕事を受け続けていても収入は増えていきません。
実績がない初心者の頃は「どんな案件でも良いから採用されたい」と考え、手当たり次第に応募しがちです。
しかし、もしあなたが何か専門性のある分野に特化しているのならば、初心者であっても大きな収入を得られる可能性が高いでしょう。
文字単価の高いジャンルは様々ですが、代表的なものは
- 金融関係(税金・FX・投資など)
- 不動産
- 医療・健康
このような専門性の高いジャンルに知識があれば、文字単価2円~5円も夢ではありません!
因みに私は、専門性の高いジャンルに応募したことはなく、今も1円前後の記事を書いています。
専門性の高いジャンルの記事が書ければ、大きな収入が見込めるでしょう。
WEBライター以外のおすすめ在宅ワーク
在宅ワークには、WEBライティング以外にも様々な仕事があります。
「WEBライターだけでは不安」「他にも自分のできそうな仕事はないかな?」と考える人もいるでしょう。
動画編集
クラウドワークスやランサーズにもたくさんの案件がある動画編集もおすすめです。
近年SNSが急速に普及したことで、動画は身近な存在になりました。
YouTubeやインターネットを使って、独学で勉強することもできますし、短期間で集中的にスキルを身に付けたいという方には「動画編集スクール」で勉強するのも良いでしょう。
動画編集スキルを身に付けることができれば、大きな武器になりますね。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
動画編集の案件はYouTubeやインスタグラムなど、かなり多い印象があります。
スキルが身に付けば単価アップも期待できますし、独立するチャンスにもなるのでおすすめです。
ノルマなし!隙間時間にできる「コールシェア」
平日にまとまった収入を稼ぎたい方は、完全在宅の「コールシェア」がおすすめです。
コールセンターの業務を自宅で行えるため、セールスが得意な方にはピッタリの在宅ワークでしょう。
アルバイトやパートと違ってシフトに融通が利き、急な体調不良にも対応してくれるのもメリットです。
しかし電話対応なので、なかなか取り合ってもらえなかったり、成果が出るまで時間がかかる場合もあります。
打たれ弱い人には向いていないかもしれません。
テレアポ業務に特化したクラウドソーシングサービスもあります。
在宅でコールセンターの仕事をしてみたい方は、登録しておくと良いでしょう。
未経験でも問題なし!前向きな気持ちが大切
今回は、WEBライターを始めて半年間の収入推移や、WEBライターを始める上での注意点について解説してきました。
「自分には何の知識もないから…」「文章なんて書いたことがない…」という人でも、WEBライターで収入を得ることは可能です。
実際に私自身も、知識ゼロでパソコンすら持っていなかったという状態から、パートの給料ほどを稼ぐことができています。
WEBライターは受け身でいると、いつまでも収入を得ることができません。
採用されなくても、案件に応募し続ける前向きな気持ちや、現状に満足せずに挑戦を続けていることで少しずつ結果が出るようになります。
「WEBライターやってみようかな」と迷っているなら、まずはチャレンジしてみて下さいね。